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文筆家の号も音読みのことが多く、藤原俊成(としなり・しゅんぜい)や藤原定家(さだいえ・ていか)、藤原家隆(いえたか・かりゅう)のように、本来訓読みでも音読みで読み慣わしている例もある(→有職読み)。稀に夫婦で同名というケースもあるが、これは問題ない。女性の名前から「○子」が少なくなるなどの変化が見られる。僧侶の名前などは音読みとなる場合が圧倒的に多い。それまでは「照」の下の点々を取ったヤツです、等と説明せねばならなかった。

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同じ戸籍内にいる人物と同じ文字の名を付けることはできないが、同じ読み方の名を付けることはできる。例えば「昭雄(あきお)」と「昭夫(あきお)」のように同音異字の場合は可能であり、「慶次(よしつぐ)」と「慶次(けいじ)」のように異音同字の場合は不可能である。例えば、荒木大輔が高校野球で大活躍した時期には「大輔」が流行した。「浩」も「昭」と同じくそれまではあまり知られていなかった漢字である。また、皇室の影響を受ける例としては、今上天皇が皇太子時代に成婚した際は「美智子」という命名が流行し、続いて皇太子徳仁親王生誕の際には浩宮にちなんで「浩」という漢字を付けることも流行した(浩一・浩二・浩之・浩子・浩美など)。

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昭和50年代以降は有名スポーツ選手やテレビドラマなどの主人公名が上位に見られるようになる。出生当時の社会情勢が子供の名付けに反映されることも多い。松坂大輔もその一人とされる。なぜなら、戸籍に読み方は記載されないからである(翻せば、読みを替えるだけなら改名の必要はないことになる)。名 新生児が生まれたときには、14日以内(国外で出生があったときは、3ヶ月以内)に届け出なければならず、新生児の名は、この出生届のときに定められる(戸籍法第49条)。

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昭和に改元されてから広く国民にも知られ、名前として使われるようになった。なお、「龍」と「竜」のように新字体と旧字体とは同じ字とみなされるため、「龍雄」と「竜雄」のような場合は不可能である。因みに「昭」は「照」の原字で、元来は意味も同じであった)。人名は固有の読み方をさせる場合があるが、法的な制限はない(→人名訓)。例えば、昭和10年代では戦時体制下を反映して男性の名前に「勝」「勇」などの名が上位に見られるが、戦後昭和21年以降になると「勝」は上位10位から姿を消し、日本国憲法にちなみ「憲」の字を入れることが流行した(ちなみに「昭和」の「昭」の字は長年大衆に馴染みが薄く、武士などの知識階級に伝わる程度であった(足利義昭など)。

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